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≪朝食≫水分補給とビタミン摂取のために 野菜ジュースを1杯!

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「朝食を食べないと体に悪い」という思い込みで、食欲もないのに無理やり朝食を取っている人も多いと思います。

しかし、朝に必要な栄養素は、ご飯やパンなどの炭水化物ではありません。
前夜に夕食をきちんと食べていれば、寝ている間に栄養分は吸収され、朝起きてすぐに使えるエネルギー源として、肝臓や筋肉にグルコーゲンが蓄えられています。
そこに加えて、さらにご飯やパンを食べるので、エネルギーの過剰摂取になり、太ってしまうのです。

しかも、朝に固形食を食べると、消化のために胃腸に血液が集まり、脳や筋肉に十分な血液が行き渡らなくなります。
人間の体は本来、睡眠から目覚めた後の6時間が最も活動に適した時間帯ですが、朝ごはんを食べると、かえって活動力を低下させてしまうのです。

朝に必要なのは、水分と、前日に蓄えた栄養を燃やすための酵素と、それを手助けするビタミンのみです。エネルギーは必要ありません。
したがって、朝は胃腸を休めるのが理想です。
「朝食抜き」ではありません。水分補給とビタミン摂取のため、野菜ジュースをコップ1杯飲めば、必要な栄養素を摂取できます。

朝食を野菜ジュースだけにするのは抵抗があるかもしれませんが、とりあえず1ヶ月間試した後、元の朝食に戻してみるのもいいかもしれません。
両方を試した上で、どちらが快適か自分で判断するのもおすすめです。


●朝ごはんを食べないと便秘になりませんか?●

朝食を食べないと便秘になると思っている方もいますが、そうではありません。むしろ便通がよくなります。
朝食後に便意を感じるのは、胃に食べ物が入ると神経の働きによって大腸が蠕動運動を始める「胃・大腸反応」によるものですが、
これは胃に水分が入った刺激でも起こります。起床後にコップ1杯の水を飲むだけでも、便意を促す効果があります。
また、空腹が8時間以上続くと「モチリン」という消化管ホルモンが分泌され、腸の蠕動運動を促します。
つまり、朝食を野菜ジュースだけにすると、胃・大腸反応が起こるうえ、モチリンも分泌されるので、便通の改善につながります。

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arrow09-089.gif⇒昼は炭水化物中心