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≪昼食≫活動エネルギーの源となる 炭水化物中心の食事を!

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朝食を野菜ジュースだけにして、胃腸が軽い状態で午前中の仕事や活動に専念すると、
お昼頃には空腹がピークになっていると思います。
「空腹は最高のソースである」という言葉どおり、おなかを空かした状態で食べる昼食は
本当においしく感じられ、至福のひとときです。

昼食は体が求めている食べ物を食べます。空腹の体が求めている栄養素は、
午後からの活動を支えるエネルギー源となるご飯や麺類、パンなどの炭水化物です。
その日の気分や好みに合わせて、定食や丼もの、おすし、おにぎり、うどん、そば、パスタ、サンドイッチなど
自分の体が求めている炭水化物を選び、食事ができることに感謝しながら食べましょう。

ただし、注意点が1つあります。揚げ物だけは徹底して避けてください。
カツ、フライ、天ぷら、から揚げ、コロッケといった高脂肪の揚げ物は、肥満や高脂血症の原因となるだけでなく、
食後に猛烈な睡魔が襲ってきます。これは炭水化物よりも脂肪の方が吸収のために多くの血液を必要とし、揚げ物を食べると
大量の血液が胃腸に誘導されてしまうからです。
その結果、脳へ行く血流が減り、眠くなってしまうのです。

昼食に必要なのは栄養素は炭水化物であり、脂肪ではありません。
食後に眠くなるのは自然な生理現象ですが、揚げ物や油をたっぷり使った炒め物などを避けるだけで、
午後の眠気は格段に軽くなります。

揚げ物を避けて、炭水化物をメインとして、肉・魚・野菜が少量付け加わった食事を選ぶことがポイントです。
肉や魚は夕食で取ればいいので、栄養バランスを気にする必要はありません。

昼食は外食が多いという人は、天丼ではなく海鮮丼を選ぶ、カツ丼ではなく親子丼、から揚げではなくチキンステーキというように
揚げる以外の調理法(生・蒸す・煮る・焼く)の料理を選びましょう。
ハンバーガーを食べるときは、サイドメニューはフライドポテトではなく、サラダにします。


●揚げ物を食べない理由は?●

揚げ物を禁止する理由は2つあります。
第1が、揚げ物は脂肪を含む食材をさらに油で包んだ料理であり、脂肪の取りすぎになるためです。
第2の理由は、揚げ物は素材よりも衣の味が勝っており、素材そのものの味が分からなくなるためです。
脂肪の過剰摂取を避け、味覚を正常化するために、揚げ物はやめて、「生・蒸す・煮る・焼く」の料理法で食べてください。

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